あるランドセルメーカーの動画
親子を別々のフロアに居させて撮影
子どもはランドセルを選んでいる
親はモニターで様子を見守る
「ああやっぱり黒だね」
「やっぱりピンクが好きなんだね」
と、親は納得した様子で見守る
が、ここでネタバラシ
「実は今お子さんが選んでいたのは、お父さんとお母さんが、自分にどれを選んで欲しいと思っていると思う?と聞いて、選んでもらったものです」と。
そして今度は、自分が本当に欲しいと思ってるものを選ばせた
さっきよりも、みんなすごく嬉しそうに選んだ
さっきピンクを選んだ女の子は、水色を手に取った
「お母さんがいつもピンクは可愛い色だって言うけど、本当は水色が好き」と。
さっき黒を選んだ男の子は、白や青を選んだ
そしてさっき黒を選んだ男の子の中には、本当はピンクが欲しい、と担いだ子もいた
大人は6年の重みと長さを知ってるから、子どもを誘導したくなってしまう
それは必ずしも悪いことではないが、子どもは常に親の気持ちを考えてくれていると思うと、なんともこちらは大人気ないなと痛感した