その先へ

自分の心と向き合っていきます

モヤモヤ2

そんなある時の、週末の午前、

ロープがかかったゴミ箱の外に、

ゴミ袋が1つ置かれているのを見た

(車で通りかかった)

 

 

いつもの違反ゴミか、、

 

 

 

と思ったけど、

なんだか様子が違うなと思った

 

 

 

その日は土曜日で、

いつも違反ゴミが出されるのは日曜日だったし、

 

きちんと指定袋に入れられた、

普通の燃やすゴミのようだったから

 

 

 

 

そのゴミ袋の中には、

A4サイズの ダイレクトメールの外装の

ビニールがつきっぱなしになっているのが見えた

 

プラスチック混入のせいで

収集されなかったのかな?

と思ったけど、そのくらいだったら普通は

持っていってくれるのにな、、と不思議に思った

 

 

 

 

 

そんなことを考えていたその日の夜、

例の斜め向かいのアパートの住人である、

23歳のKくんからメッセージがきた

 

 

 

彼は、1ヶ月ほど前の日中、

車のセキュリティアラームが

延々と鳴り響いてて困っていたので、

ちょっと助けてあげた相手だった

 

 

 

その時に、「今転職活動中で、これから健診に

行く予定なんですよー」と聞いたので、

「転職活動?私いま土日祝日働いてて、

代わりのバイトを探してるから、

よかったらうちに来てねー(自営の飲食店)」

と、冗談混じりにそんな会話をした

 

 

 

 

そしたら無事に健診から帰ってきた彼が、

助けてもらったお礼にとお菓子をくれて、

「あの、、

僕で良かったらバイトさせてください」となり、

そこで連絡先を交換した

 

 

 

結局お互いの条件が少し合わなくて、

バイトは見送りになってしまったのだけど、、

 

 

 

 

 

そんなKくんから、

なんとあのゴミ袋のことで相談を受けたのだ

 

警告文がドアに貼られた状態で、

部屋の前にゴミが置かれていたそうだ

 

 

写真を見たところ、その警告文には、

ゴミは指定日に出してください

自治会のルールに従ってください

という意味合いの文章が、

比較的丁寧な言葉で書かれていた

 

 

 

 

警告文の差出人は、町内副会長のTさんだった

 

なんで班が違うTさんが書いたんだろう?

偶然道を通りかかって、

ゴミ袋を見かけたのかな?

副会長ってそんなことまでしてくれるのか

凄いなあと思った

 

私は転居してきた時に、

1度だけTさんに会ったことがあったけど、

優しくて、感じの良いおじさんだった

 

 

 

 

 

やりとりが長くなりそうだったので、

Kくんと電話をした

 

 

 

・ゴミ袋の中のダイレクトメールの宛名を

消すのを忘れてしまった

 

・きちんと燃やすゴミの収集日(木曜)に

出したが、ゴミ箱の扉を間違えてしまった

(ゴミ箱は大きくて、扉が2つある。

どちらに燃やすゴミを捨てるかは

書いてなくて、新規入居者は

分かりにくいと思う。Kくんは右の扉に

入れたところ、回収されなかった模様)

 

 

 

ということが判明した

 

 

 

 

ここで私は、

扉を間違えただけで収集されないということを

初めて知った(私も引っ越してきて数ヶ月だった)

 

 

そしてゴミ袋は、

収集されていなかったために、

おそらくゴミ当番の人が、

出し主(Kくん)に持ち帰ってもらいたくて、

外に出したのだろうなと思った

 

 

 

 

Kくんは、

「ダイレクトメールは、

奥の方に隠して入れたはずなのに」と言っていた

 

 

 

だけど私が車で見かけた時は、

袋の外から全体が見えるほど、

ダイレクトメールが透けていたので、

事実と異なっていて、

そのとき不思議に思った

 

 

 

副会長がわざわざゴミ袋を漁って、

ダイレクトメールを掘り起こして、

アパートまで届けるかな?と思った

 

 

 

私は、おそらくゴミ当番が

入れ替わるタイミングだったのだと推測した

(今誰がゴミ当番をしているのかということは

はっきりとは分からないものの、

週数的に、

我が家より2、3軒先のお宅だろうなとは、

なんとなく分かった)

 

 

 

以下私の推測、、

 

ゴミ当番の⭐︎さんがゴミ袋を外に出す

次のゴミ当番の○さんが、

いつもの違反ゴミだと思い込み、

犯人を突き止めようとゴミを開封

ダイレクトメールを発見し、

袋の外から見える状態にして、放置

副会長へ連絡

警告文を書いてもらう

 

 

 

 

 

そしてこの後、事の発端となる、

厄介なお願いをKくんから引き受けてしまう、、

 

 

 

全てのモヤモヤは、私の未熟さにあり、、